絶景の秘境''祖谷渓谷''から四国最強パワスポ街道140キロ！こんぴらさん通って瀬戸内海！ですがこじるりうどん食べすぎひゃ～ヤバいよヤバいよSPのロケ地

旅のスタート地点となったのは、徳島県最高峰の「剣山」の頂上。 祖谷は日本三大秘境のひとつと呼ばれています。 「剣山」はリフトや歩きやすいコースが整備されており、初心者でもハイキングを楽しめます。 晴れた日には、剣山から続く四国山地の西端にそびえる石鎚山(いしづちさん)をはじめ、遠く瀬戸内海や土佐湾までの絶景を見渡せることができます。

出川と縫田ディレクターはリフトで下山し、電動バイクで出発しました。

電動バイクで最初に訪れたのは「シラクチカズラ」と呼ばれるつる植物を編んでできた「奥祖谷二重かずら橋」でした。「奥祖谷二重かずら橋」は男橋、女橋、野猿の３つがあり、平家一族が架設したと言われています。男橋は長さ42メートル、女橋は長さ22メートルで「夫婦橋」とも呼ばれています。

かずら橋はかなり揺れ、足場の隙間も広く空いてるためおそるおそる進みます。 そのさらに奥には「野猿(やえん)」があり、木製の籠に乗り、手でロープをたぐり寄せながら渓谷を渡ろうとするも２人も乗ればかなり力がいるようです。

奥祖谷二重かずら橋を後にして、電動バイクで通った集落で目に飛び込んできたのはリアルなかかし人形たち。行くとこ行くとこにかかし人形があちこちに。。。そこは「かかしの里」でした。かかし作成者のお母さんに話を聞くことができ、趣味でかかし人形を作っているそう。このかかし人形のおかげで、立ち寄ってくれる人たちが増えたようです。

集落に、かかしは250体以上いるようですが、人口は27名ほど。全てのかかしに名前とプロフィールがあり、服は観光客や村のファンから送られてくることもあるようです。

かかしの里を後にし、立ち寄ちよったのはおとうふ屋の「栗枝商店」でした。 「石豆腐」という祖谷の山道でも崩れないよう固い豆腐が名物。

番組では、できたての温かい「石豆腐」にすだちと醤油をかけて頂いていました。 正月には餅の代わりに豆腐で雑煮が作られるのだとか。

天空の山里に向かう途中で思わず目に止まり立ち寄ったのは「桃源郷祖谷の山里」でした。日本好きアメリカ人プロデュースの宿で、大学時代に購入した築300年超の古民家が始まり。 宿は1棟貸切で全部で8棟あり、外見は雰囲気のあるかやぶき民家ですが、屋内は現代的な快適さとセンスと兼ね備えた新しいスタイルの宿泊施設です。

かやぶき屋根のいい雰囲気の宿の中を窓の外からまじまじと眺め、ここに泊まりたいとしみじみ思う出川でしたが縫田ディレクターに「まだスタートしたばっかりだからここに泊まったらゴールに着かないっスよ」と諭されてしまいました。

空腹を満たすべく一行が向かったのは、ふもとのそば屋「そば道場」でした。 そば道場は、この祖谷地方独自の「祖谷そば」を食べられるお蕎麦屋さん。 「祖谷そば」は麺が太く短いのが特徴で、切れやすいため婚礼の時は振る舞われないそうです。

番組で出川は「ざる蕎麦」と「ニシンの甘露煮」を注文、空腹を満たしてひと時の休息をさせてもらいました。

ゲストの小島瑠璃子と合流し、訪れたのは「三好市立東祖谷小中学校」でした。一行は子供たちとのひと時の触れ合いを楽しみました。

雨が降る中、ゲストの小島瑠璃子と訪れのが祖谷の観光スポット「祖谷のかずら橋」でした。 祖谷のかずら橋は、シラクチカズラという植物を編んで作られた、非常に原始的な吊り橋。 番組前半で登場した「奥祖谷二重かずら橋」とは、また別のものです。

番組撮影時は雨が降って滑りやすくなっており、タダですら怖い橋を何とか渡り、橋の奥にある「琵琶の滝」などを観光しました。

夕方6時を過ぎ霧が立ち込める中、夕食を求めて一行が向かったのは「渓谷の隠れ宿祖谷美人」でした。 秘境の地、渓谷美と湯けむりに癒される隠れ宿。 個室の囲炉裏で食事ができ、70ｍ下の祖谷峡谷を各部屋にある露天風呂から眺められる絶景の宿です。

残念ながら、レストランは閉店で部屋は満室。贅沢尽くしの宿に泊まれなかったことを惜しむ一行でした。

民家で充電させてもらった夜8時、一行が何とか到着したのはホテル「大歩危峡まんなか」でした。大歩危峡観光遊覧船まで徒歩３分の立地の宿。

番組では、残念ながら部屋は満室でしたが、食事だけでもと懇願した末に食事処で豪華な夕食をいただくことができました。

宿を求めて一行が2件目に向かい到着したのは「大歩危温泉 サンリバー大歩危」でした。 地元で評判の四国秘湯の美肌湯があります。

ホテルのフロントで部屋が空いてるか聞くも満室。そこで縫田ディレクターが「出川さん、昨日ここに泊まったのもう覚えてないスか？」と言います。そうです。出川は昨日このホテルに泊まっていたのに、ここに泊まっていたことを忘れていたのです。なんという、ボケ。。。出川も自分で「ヤバいね、オレ」と驚きの一幕が。

なかなか宿泊できる宿が決まらない一行が、さらに宿を求めて3件目に向かったのは「民宿　旅人宿」でした。 自然豊かな清流、吉野川を満喫できる民宿。大歩危・小歩危、祖谷、奥祖谷へのアクセス拠点に最適な立地です。

残念ながら部屋は満室。店主のお父さんが3人一緒の1部屋でふすまで仕切ることならできると提案してくれるも、こじるりはホリプロからＮＧを出されてしまいました。

夜10時を回っても宿が決まらない一行が、さらにさらに宿を求めて4件目に向かったのは「大歩危祖谷阿波温泉　あわの抄」でした。温泉はアルカリ性でヌルヌルさらさら泉質で最高と好評の宿。 しかし、まさかの満室で泊まることができずでした。

出川と縫田ディレクターの充電がなくなり、小島瑠璃子ひとりで交渉の末に泊まれることになったのが「丸福旅館」でした。 阿波池田駅からすぐにある旅館。 店主のお母さんの近所のお友達も集まってとてもにぎやかな宿でした。

すっきりと晴れた天気旅の二日目、香川県に入り、名物の讃岐うどんを求めて訪れたのが、讃岐うどんの名店「山内うどん」でした。 山内うどんは、薪釜で湯がくコシのあるうどんとこだわりの出汁を味わえる、庶民的な雰囲気の讃岐うどんの超有名店。

番組のロケ当日もお店の前には行列ができており、出川は、人気の「ひやあつ(麺が冷たくて、ダシが熱い)」をいただきました。一番人気の大きな「ゲソの天ぷら」も食べ大満足でした。

電動バイクの充電がなくなり、こじるり(小島瑠璃子)ひとりで到着したのは「長田うどん」でした。 創業60余年の「長田うどん」は、先祖より受け継がれる元祖釜揚げうどんが味わえる店。コシのある手打ち麺は、満足感のある太麺で食べごたえ抜群。

2件目のうどんに嘆く出川でしたが、人気の「釜あげうどん」をいただきあまりのおいしさに舌鼓を打ちました。

香川県の有名観光スポットでパワースポットの「こんぴらさん」を参拝することにした一行が、バイクを駐車して立ち寄ったのは「つるや　お土産大売店」でした。 こんぴらさんに行くためのルートも聞き、無料の杖も借りることができました。

香川県の有名観光スポットでパワースポットの「こんぴらさん」を参拝することにした一行が、息を切らしながら階段を登る途中で立ち寄ったのが、参道にある「中條正商店」でした。 かき氷をいただきパワーを注入しました。

本宮から讃岐富士(飯野山)も一望でき、その絶景に旅の疲れも癒されます。 息を切らして弱音を吐いて登った出川も、帰りはいつの間にか笑顔になっておりました。

この旅の最終目的地となり、日没ギリギリに何とかゴールできたのが「父母ヶ浜 (ちちぶがはま)」でした。干潮でできる水たまりに鏡のように映る撮影スポットでボリビアの「ウユニ塩湖」に似ていると人気スポット。夕方頃には一層美しい光景が広がります。

電動バイクの充電もなくなり本当にギリギリでの到着です。たくさんの観光客の方たちから見守られながら写真をパシャリ。縫田ディレクターは充電切れで到着できなかったものの、無事エンディングを迎えることができました。

【絶景の見れる条件】
・干潮と日の入り時刻の重なる時
・風がなく水面が波立たない時
・日の入り前後約30分間のマジックアワー